10.3321/j.issn:1002-6630.2004.z1.054
食品加工への酵素の応用
@@ 1 はじめに
人類による酵素の食品加工への利用の歴史は長い.古くは古代メソポタミヤ·エジプトにおけるパンやビールの製造、古代東アジアの酒の製造などが挙げられる.パンやビールの製造においては、澱粉をアルコール発酵を行う酵母が利用できる低分子の糖へ分解するために、小麦や大麦中のAmylaseが利用されていたはずである.また、中国や日本のような東洋の酒は、米の澱粉を分解するためにカビのAmylaseを利用してきた.また、よく知られているように古代中央アジアで始まったとされるのチーズの製造では、仔牛や仔羊の胃に存在する凝乳酵素Chymosinの作用を利用している.
食品加工、古代、酵素、低分子、中国、小麦、日本、凝乳、酵母、大麦
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TS2(食品工业)
2006-01-12(万方平台首次上网日期,不代表论文的发表时间)
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