10.3969/j.issn.1007-5070.2018.26.009
中国と日本における小泉八雲評価——ジャーナルを中心に-
小泉八雲(ラフカディオ?ハーン)は明治時代後期に在日する西洋作家の代表として、世界文壇には重要な地位を占めている.八雲の文芸思想は日本文壇には言うまでもなく、20世紀20年代から30年代にかけての中国文壇にも強く影響を与えた.近年、中国国内の小泉八雲研究には、八雲の日本文化論を中心に研究するものが多いが、中国における八雲の文芸思想の伝播と受容について深く掘り下げるものはまだ少ない.そのため、小泉八雲文学、ひいては中国現代文学と世界文学との関係を全面的に把握するには、この課題の研究は不可欠である.本文は研究の一環として、近代中日のジャーナルの中の小泉八雲評価を取り上げ、八雲が中日両側でどのように評価されているのか、そして区別が生じた原因を分析していく.
小泉八雲、近代中日、ジャーナル、評価
I106;I0-03;I206
2018-11-05(万方平台首次上网日期,不代表论文的发表时间)
共3页
10-11,9